アクティベーションロック設定
アクティベーションロックを使用して、iOS 7.1 以降がインストールされた監視対象 iOS デバイスのデータ消去や再アクティベート時に入力する必要のある一意の値を生成できます。この一意の値は「プロファイルマネージャ」に保存され、デバイスがロック解除されて消去されるまで使用できます。
登録時にアクティベーションロックを許可する
デバイスの登録後に、監視対象デバイスに「アクティベーションロックを許可」コマンドを自動的に送信するように「プロファイルマネージャ」を設定できます。デフォルトでは、デバイスからバイパスコードを取得済みである場合にこのコマンドが送信されます。すべてのユーザまたはグループに以下を実行できます。
「プロファイルマネージャ」のサイドバーで「グループ」を選択します。
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「全員」を選択して、「設定」タブをクリックします。
「アクティベーションロックを許可」がグループ設定になっているのは、監視対象デバイスが割り当てられ、各自の Apple ID で「iPad を探す」または「iPhone を探す」を設定するすべてのユーザをカバーできるようにするためです。「すべてのデバイス」というグループはありません。「プロファイルマネージャ」の「全員」グループには、すべての認証済みユーザ登録が含まれます。
「MDM 登録後に“アクティベーションロックを許可”コマンドを送信(監視対象のみ)」を有効にし、バイパスコードを取得済みの場合のみコマンドを送信するかどうかを選択します。次に、「保存」をクリックします。
アクティベーションロックを許可する
「登録設定」以外でも、「アクティベーションロックを許可」コマンドを使ってユーザまたはグループに対してアクティベーションロックを許可するようにデバイスを構成できます。
「プロファイルマネージャ」のサイドバーで「グループ」を選択します。
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「全員」を選択して、「情報」タブをクリックします。
デバイスを登録した後、アクションポップアップメニュー から「アクティベーションロックを許可」コマンドをデバイスに送信できます。
表示されるダイアログで目的のデバイスを選択してから「アクティベーションロックを許可」をクリックします。
アクティベーションロックのバイパスコードを使用する
デバイスのロックを解除してデータを消去するときに、パスワードの代わりにアクティベーションロックのバイパスコードを使用できます。
「プロファイルマネージャ」のサイドバーで「デバイス」をクリックします。
デバイスを選択して、「情報」タブをクリックします。
「セキュリティ」の三角ボタンをクリックして、アクティベーションロックのバイパスコードを見つけます。
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データを消去するデバイスで、Apple ID のパスワードフィールドにバイパスコードを入力します。Apple ID のユーザ名は空白のままにします。
デバイスのデータが消去され、再設定できる状態になります。アクティベーションロックの設定とコードの生成は最初からやり直す必要があります。
アクティベーションロックのバイパスコードをクリアする
アクティベーションロックのバイパスコードをクリアできます。これは、ユーザまたはグループではなく、デバイスに対してのみ実行する必要があります。
「プロファイルマネージャ」のサイドバーで「デバイス」をクリックします。
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デバイスを選択してから、アクションポップアップメニュー から「アクティベーションロックをクリア」を選択します。
デバイスのアクティベーションロックがクリアされます。