iOS 制限設定
この ペイロード を使用して、使用できるデバイス機能を指定します。複数の構成プロファイルの同じ制限を設定したり消去したりすると、より制限の厳しい設定が適用されます。
参考: iOS 制限ペイロードは、iOS デバイス、ユーザ、およびユーザグループの構成プロファイルに使用できます。詳しくは、プロファイルとペイロードについておよびペイロードのベストプラクティスを参照してください。
機能の制限
設定 | 説明 |
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カメラの使用を許可 | このオプションをオフにすると、カメラが無効になり、ホーム画面から「カメラ」アイコンが削除されます。ユーザは写真やビデオを撮ったり、「FaceTime」を使ったりできなくなります。 |
FaceTime を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは FaceTime の音声またはビデオ通話の発信/受信ができなくなります。 |
スクリーンショットと画面収録を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは画面のスクリーンショットまたは画面収録を保存できなくなります。 |
AirDrop を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザがアプリケーションで AirDrop を使用できなくなります。 |
iMessage を許可(監視対象のみ) | Wi-Fi のみを搭載するデバイスでこのオプションをオフにすると、「メッセージ」App が隠されます。Wi-Fi とモバイルデータ通信を搭載するデバイスでこのオプションをオフにすると、「メッセージ」App を引き続き使用できますが、利用できるのは SMS/MMS サービスだけになります。 |
デバイスのロック中も音声ダイヤルを許可 | このオプションをオフにすると、ユーザはデバイスがロックされているときに音声コントロールを使って電話をかけることができなくなります。 |
Siri を許可 | このオプションをオフにすると、Siri を使用できなくなります。 |
デバイスのロック中に Siri を許可 | このオプションをオフにすると、デバイスがロック解除されているときだけ Siri が応答します。 |
Siri の不適切な単語フィルタを有効にする(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、Siri の不適切な単語フィルタが無効になります。デフォルトはオンです。 |
Siri でのユーザ生成コンテンツを許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、Siri が Wikipedia などのユーザ生成コンテンツを許可するソースからコンテンツを取得できなくなります。 |
iBook Store を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、iBooks Store が無効になり、ユーザは「iBooks」App から iBooks Store を利用できなくなります。 |
Apple Configurator 2 および iTunes からの App のインストールを許可 | このオプションをオフにすると、「App Store」が無効になり、アイコンがホーム画面から削除されます。ユーザは「App Store」、「iTunes」、MDM を使って App Store から App をインストールおよびアップデートできなくなります。インハウスエンタープライズ App は、引き続きインストールおよびアップデートできます。 |
App Store からの App のインストールを許可(監視対象デバイスのみ) | このオプションをオフにすると、ユーザが App Store を使って App をインストールできなくなります。 |
App の自動ダウンロードを許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、App Store で App を自動的にダウンロードしなくなります。 |
App の削除を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザはインストールされているアプリケーションを削除できなくなります。 |
App 内での購入を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは App 内での購入を利用できなくなります。 |
購入時に常に iTunes Store パスワードを要求 | このオプションをオフにすると、「iTunes」の App 内での購入および「iTunes」での購入で、アカウントパスワードの入力が求められなくなります。デフォルトはオンです。 |
iCloud バックアップを許可 | このオプションをオフにすると、デバイスのバックアップが「iTunes」だけで実行されます。 |
iCloud の書類とデータを許可 | このオプションをオフにすると、書類とデータが iCloud に追加されなくなります。 |
iCloud キーチェーンを許可 | このオプションをオフにすると、iCloud キーチェーンが使用されなくなります。 |
管理対象 App が iCloud にデータを保存することを許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは管理対象 App のデータを iCloud に保存できなくなります。 |
エンタープライズブックのバックアップを許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは組織から配布されたブックのバックアップを iCloud または「iTunes」に作成できなくなります。 |
エンタープライズブックのメモとハイライトの同期を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザはメモとハイライトを iCloud を使用してほかのデバイスに同期できなくなります。 |
iCloud での写真共有を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは共有フォトストリームの登録や公開ができなくなります。 |
“自分のフォトストリーム”を許可 |
このオプションをオフにすると、「自分のフォトストリーム」内の写真がデバイスから消去され、カメラロールに保存された写真が「自分のフォトストリーム」に送信されなくなり、共有ストリーム内の写真とビデオをデバイスで表示できなくなります。 重要: これらの写真やビデオは、ほかのコピーがない場合は失われることがあります。 |
ローミング中の自動同期を許可 | このオプションをオフにすると、ローミング中のデバイスは、ユーザがアカウントにアクセスしたときにのみ同期されます。 |
強制的に暗号化バックアップ |
このオプションをオフにすると、ユーザは、「iTunes」で作成されるデバイスバックアップをユーザの Mac に暗号化形式で保存するかどうかを選択できます。 プロファイルが暗号化されていて、このオプションがオフになっている場合、バックアップの暗号化は必須で、「iTunes」で強制的に実行されます。「プロファイルマネージャ」でデバイスにインストールされたプロファイルが暗号化されることはありません。 |
強制的に追跡型広告を制限 | このオプションをオフにすると、App が広告 ID(一時的に使用されるデバイス ID)を使ってユーザターゲット広告を表示できるようになります。 |
“すべてのコンテンツと設定を消去”を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは自分のデバイスを消去して工場出荷時デフォルトにリセットできなくなります。 |
信頼されていない TLS 証明書の受け入れをユーザに許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは、検証できない証明書を信頼するかどうかを確認されません。この設定は、「Safari」、「メール」、「連絡先」、および「カレンダー」のアカウントに適用されます。このオプションをオンにすると、信頼できるルート証明書を含む証明書だけが受け入れられ、メッセージは表示されません。iOS で受け入れられるルート CA については、Apple サポート記事「信用できるルート証明書の一覧」を参照してください。 |
証明書信頼設定の自動アップデートを許可 | このオプションをオフにすると、証明書信頼設定の自動アップデートが実行されなくなります。 |
新しいエンタープライズ App 作成者の信頼を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは、新しいエンタープライズ App 作成者の信頼を許可できなくなり、これらの作成者による App を開くことが禁止されます。 |
構成プロファイルのインストールを許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザが構成プロファイルを手動でインストールできなくなります。 |
アカウント設定の変更を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは、新しいアカウントを作成して、そのアカウントに関連付けられたユーザ名やパスワードなどの設定を変更できなくなります。 |
モバイルデータ通信 App 設定の変更を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは App でモバイルデータ通信を使用するかどうかの設定を変更できなくなります。 |
“友達を探す”設定の変更を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは「友達を探す」App の設定を変更できなくなります。 |
パスコードの変更を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは設定済みのパスコードを変更できなくなります。 |
デバイス名の変更を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは「設定」>「一般」>「情報」で表示されるデバイス名を変更できなくなります。 |
Touch ID 指紋の変更を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは Touch ID 情報を追加したり既存の情報を削除したりできなくなります。 |
制限の変更を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザはデバイスに独自の制限を設定できなくなります。 |
壁紙の変更を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザはロック画面またはホーム画面の壁紙を変更できなくなります。 |
Configurator 以外のホストとのペアリングを許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは iOS デバイスを、最初にデバイスを監視した Apple Configurator 2 がインストールされている Mac 以外のデバイスとペアリングできなくなります。 |
管理対象外出力先で管理対象ソースからの書類を許可 | このオプションをオフにすると、管理対象ソースから作成またはダウンロードされた書類を管理対象外出力先で開くことができなくなります。 |
管理対象出力先で管理対象外ソースからの書類を許可 | このオプションをオフにすると、管理対象外ソースから作成またはダウンロードされた書類を管理対象出力先で開くことができなくなります。 |
AirDrop を管理対象外の出力先と見なす | このオプションをオンにすると、ユーザには、管理対象 App からの AirDrop がオプションとして表示されなくなります。デフォルトはオフです。 |
Handoff を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは自分の Apple デバイスで Handoff を使用できなくなります。 |
Spotlight の検索候補を許可 | このオプションをオフにすると、Spotlight のインターネット検索から結果が返されなくなります。 |
Apple への診断情報と使用状況データの送信を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは診断情報を Apple に送信することを選択できなくなります。 |
Touch ID によるデバイスロック解除を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは、デバイスをロック解除するためにパスコードを使用する必要があります。 |
Touch ID 指紋の変更を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは Touch ID 情報を追加したり既存の情報を削除したりできなくなります。 |
Apple Watch の手首検出を強制 | このオプションをオンにすると、Apple Watch はユーザの手首から外されると自動的にロックされます。パスコード、またはペアリングされた iPhone を使用してロックを解除できます。デフォルトはオフです。 |
Apple Watch とのペアリングを許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは監視対象の iPhone を Apple Watch とペアリングできなくなります。 |
最初の AirPlay ペアリングでパスコードを要求 | このオプションをオフにすると、デバイスが AirPlay を使用するためにはじめてペアリングするときにパスコードが要求されなくなります。デフォルトはオンです。 |
予測表示キーボードを許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザに予測表示キーボードが表示されなくなります。 |
キーボードショートカットを許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザはキーボードショートカットを使用できなくなります。 |
自動修正を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザに単語の修正候補が表示されなくなります。 |
スペルチェックを許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、スペルミスの可能性のある単語に赤色の下線が表示されなくなります。 |
定義を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザはダブルタップして単語の定義を検索できなくなります。 |
ロック画面で Wallet 通知を表示 | このオプションをオフにすると、ユーザは「Wallet」を使用するためにデバイスをロック解除する必要があります。 |
ロック画面にコントロールセンターを表示 | このオプションをオフにすると、ユーザは、上にスワイプしてもコントロールセンターを表示することができなくなります。 |
ロック画面に通知センターを表示 | このオプションをオフにすると、ユーザは、画面がロックされている場合に通知を受信しなくなります。 |
ロック画面に今日表示を表示 | このオプションをオフにすると、ユーザは、下にスワイプしても、ロック画面で今日表示を使用する通知センターを表示できなくなります。 |
App の制限
設定 | 説明 |
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iTunes Store の使用を許可 | このオプションをオフにすると、iTunes Store が無効になり、ホーム画面からアイコンが削除されます。ユーザはコンテンツをプレビュー、購入、およびダウンロードできなくなります。 |
News を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは「News」App を使用できなくなります。 |
Podcast を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは Podcast をダウンロードできなくなります。 |
Game Center の使用を許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、「Game Center」App とそのアイコンが削除されます。 |
マルチプレイヤーゲームを許可(監視対象のみ) | このオプションをオフにすると、ユーザは「Game Center」でマルチプレイヤーゲームをプレイできなくなります。 |
Game Center の友人の追加を許可 | このオプションをオフにすると、ユーザは「Game Center」で友人を検索したり追加したりできなくなります。 |
Safari の使用を許可 | このオプションをオフにすると、「Safari」Web ブラウザ App が無効になり、アイコンがホーム画面から削除されます。ユーザは Web クリップを開くこともできなくなります。 |
自動入力を有効にする | このオプションをオフにすると、「Safari」はユーザが Web フォームに入力した内容を記憶しなくなります。 |
強制的に詐欺警告 | このオプションをオンにすると、「Safari」で、詐欺的または安全でないと識別された Web サイトにユーザがアクセスできないようになります。デフォルトはオフです。 |
JavaScript を有効にする | このオプションをオフにすると、Web サイト上のすべての JavaScript が無視されます。 |
ポップアップを開かない | このオプションをオフにすると、「Safari」でポップアップがブロックされなくなります。デフォルトはオンです。 |
Cookie の受け入れ | 「Safari」の Cookie ポリシーを設定します。常にすべての Cookie をブロックする、常にすべての Cookie を受け入れる、現在の Web サイトからのみ Cookie を受け入れる、またはユーザがアクセスした Web サイトからの Cookie を受け入るように選択できます。デフォルトは「常に」です。 |
自律的シングル App モード (監視対象のみ) | 選択した App をシングル App モードで使用することを許可します。 |
メディアコンテンツの制限
設定 | 説明 |
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メディア制限 | レーティングの地域を選択してから、ムービー、テレビ番組、および App に適用する最大許容レーティングを選択します。 |
不適切なミュージック、Podcast、iTunes U の再生を許可 | このオプションをオフにすると、iTunes Store から購入したり iTunes U にリストされた不適切な内容の音楽およびビデオコンテンツが隠されます。コンテンツが不適切な内容を含むかどうかは、iTunes Store での販売または iTunes U での配信時にコンテンツ提供者(レコードレーベルなど)によって指定されます。 |
iBooks Store で不適切な性的描写のあるブックの閲覧を許可 | このオプションをオフにすると、iBooks Store から購入された不適切な性的描写のあるコンテンツが隠されます。コンテンツが不適切な内容を含むかどうかは、iBooks Store での販売時にコンテンツ提供者によって指定されます。 |